第18回日本臨床検査学教育学会学術大会

The 18th Annual Meeting of Japanese Association of Medical Technology Education

会長挨拶▷ ページを更新する

大会長 池主 雅臣(新潟大学医学部保健学科・大学院保健学研究科)

このたび、第18回日本臨床検査学教育学会学術大会を2024年8月23日(金)、24日(土)の2日間、新潟市中央区の新潟大学旭町保健学科キャンパスにおいて開催する運びとなりました。伝統ある学術大会を担当する機会に恵まれましたことを大変光栄に存じます。第18回大会は、講演発表者と聴講参加者で活発な質疑応答・意見交換が行えるように、感染対策を講じたうえでの対面形式開催を予定しております。皆様におかれましては、会場にお越しになられる際の十分な体調管理をよろしくお願いいたします。

今回のテーマは「多様化する医療現場を見据えた知技の学び」といたしました。医学は目覚ましく進歩しており、医療スタッフにはこれまで以上の知識・技術の習得が求められています。今回の卒前教育カリキュラム改定・臨地実習前の技能修得到達度評価導入は、拡大する検査業務の基礎を固める役割を担いますが、多様化する医療現場で臨床検査技師が積極的に活躍して社会貢献するためには、卒後の継続的自己研鑽も重要となります。近未来の医療を見据えた、途切れることのない教育と研修(卒前学部教育・大学院教育・生涯研修)の在り方が問われる時期に来ているのではないかと思います。

これらの問題に向き合うため、今回の学術大会は、改定教育プログラム、大学院教育・生涯研修、多職種連携業務などの話題を軸にプログラム作成を進めております。教員・大学院生・学部学生の一般演題もこれまで通り募集いたしますので、演題登録を宜しくお願いいたします。学術大会が臨床検査に携わる多くの人に実りあるものとなりますよう心がけて取り組む所存です。

会場の旭町保健学科キャンパスは新潟市中心部に位置しており、JR新潟駅・新潟空港からのアクセスは良好です。夏の夕暮れ時には、日本海に沈む大きな夕日を目の前で見ることができます。また、海の幸、新潟米、日本酒など豊富な食材も揃っております。学術大会後の意見交換の際には新潟の食文化もお楽しみください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

▲ TOP